外壁塗装 工程

外壁塗装の工程と日数はどうなっているのでしょうか。
今回は弊社の場合についての紹介になりますが、どこの外壁塗装業者もそこまで大きくは変わらないと思いますので参考にしてみてください。
目次
外壁塗装 工程表
それではまずは工程表を見ていきます。
一日目:近所へのご挨拶
これをやらない方がいるのですが、後々のトラブルにつながることがあります。
外壁塗装をすると思ったよりも塗料の臭いがします。
また飛散防止ネットなどをするのですが、塗料が飛んでこないかご近所の方は心配になってしまいます。
必ず工事の前にご近所を回って以下についてお伝えしましょう。
・外壁塗装の期間(休日も作業をするのかしないのか)
・臭いが少ししてしまうかもしれないこと
・足場を組むときに大きな音がするかもしれないこと
優良業者に依頼をするとこのあいさつ回りも代行してくださります。
あいさつ回りの時に粗品が必要かですが、基本的にはい不要です。
もしもその地域では粗品を配るのが一般的になっていればその慣習に従ってください。
二日目:足場の組み立て
二日目には足場を組む工程があります。
この時に大きな音がでるので、必ずこの日までにご近所へのあいさつ回りを済ませておいてください。
この足場を組むときに邪魔にならないように、家の周りに置いてある自転車や不要な木材、ガーデンイング系のものは移動しておくようにしましょう。
ちなみに業者さんへのお茶菓子などは必要ありません。
三日目:高圧洗浄
高圧洗浄をすることで表面に残っている汚れやほこり、そして既存の古い塗膜などを落としきります。
こうすることで次に塗る塗料がしっかりと外壁に接着するようになり、塗膜が長持ちします。
通常は水で洗い流す「高圧洗浄」ですが、カビや藻、コケがひどい場合はバイオ洗浄と言って化学薬品が含まれた液体で洗浄することもあります。
あまりにも汚れがひどい場合はブラシなどでこすることもするのですが、乾かしてから出ないと次の工程にすすめないので長くて2、3日かかることもあります。
洗浄の圧が強いので、雨戸やシャッターなどは事前に閉めておきましょう。
四日目:下地処理
高圧洗浄が終わったら今度は下地処理です。
下地処理とは壁に発生しているコーキングの劣化や金属部分のサビ、ひび割れなどを補修する工程です。
この工程をしっかりと行わないとせっかく塗った塗料が数年以内に取れてくることになり、外壁塗装の中でも非常に重要な工程になります。
五日目:養生
養生とは塗料を塗る前に塗料がかかってはいけないところには保護をする作業です。
ブルーシートや養生テープを使ってカバーをしていきますが、家のすべての窓も閉めることになります。
外壁塗装の間は窓を閉め切ることになることも重要なポイントです。
冬場などは換気扇などを回すことで結露を防ぐような工夫が必要になってきます。
六日目:下塗り
外壁塗装は3回塗る工程があります。
さいしょは下塗りという工程になりますが、これは次の中塗りと上塗りの塗料をしっかりと外壁に定着させるために塗るもので、「ノリ」のような役目を果たします。
一日で乾けばいいのですが、気温が低い冬場などは乾かす工程も入れて二日かかることもあります。
七日目:中塗り
続いて中塗りですが、ここで塗る塗料と上塗りで塗る塗料は変わりません。
ただ一度中塗りが終わったら塗料が乾いて落ち着くのを待つ必要があります。
悪徳業者などはこの乾燥期間をしっかりととらないで、塗料が乾ききる前から上塗りを始めてしまうので、外観が良くなかったり、数年後の剥離がしやすくなります。
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八日目:上塗り
最後の上塗りです。
これが終わればほぼ8割の工程が完了になります。
九日目:点検・修正
点検のこうていになりますが、必ず家の周りをぐるっと回って全体を見渡してチェックしてください。
次の工程で足場を解体してしまうので、この前でしたら修正が可能です。
全体をしっかりと見て気になるところがあれば修正をしてもらいましょう。
十日目:片付け
廃材の処理、足場の解体、清掃を行います。
これだけでも一日かかる作業になります。
足場を解体している時にうっかり外壁などにぶつけてせっかくの塗膜が剥げてしまうことがあります。
解体後に再び家の周りを見渡すようにしてくださいね。
外壁塗装 工程 日数
外壁塗装の工程にかかる日数は最低でも10日間ですが、おすすめは14日間(二週間程度)を見ておいたほうが良いです。
特に塗料が思ったよりも乾かなくて工程が伸びることがあります。
また家が古く損傷がひどい場合は下地処理に2、3日かかることもあるんですね。
工程全体で二週間程度はかかると思っておいてください。