外壁塗装 時期

外壁塗装の時期はいつ頃が適切なのでしょうか。
新築の一戸建てとすでに建ってから10年時用も経つような住宅ではメンテナンスの時期も変わります。
またマンションなど建物が変わるとメンテナンスの時期はどうなるのでしょうか。
一戸建て住宅の外壁塗装時期は?
一戸建て受託の外壁や屋根の塗り替え時期はいつ頃が適切なのでしょうか。
先回の記事で、塗料別の耐用年数ランキングは以下の通りだと書きました。
1位 遮熱系塗料、フッ素系塗料(18年前後)
2位 光触媒塗料(10~15年)
3位 シリコン系塗料、ラジカル系塗料(10~13年)
4位 ウレタン系塗料(8年前後)
5位 アクリル系塗料(5年前後)
基本的に新築ではなく、すでに建ってから何年も経っている家の場合、上記の塗料の耐用年数に応じて塗り替えの作業が必要になります。
ポイントは
・先回の外壁塗装はいつ頃行われたか
・その際の塗料は何を使ったか
という2点で、これからいつ頃外壁塗装をすべきかが算出できます。
ただし先回使用した塗料が塗装剤が分からないこともあると思います。
また太陽光の当たり具合や先回の外壁補修工事の具合によっては、上記塗料の耐用年数よりも短くなることもあります。
そのため見分ける方法として以下のような現象が起こっていないかを確認してみてください。
▼チョーキング現象
手で外壁を触った時に上記写真のように白い粉が手につく場合は、すでに紫外線や雨水の影響で塗膜が劣化しています。
こうなると防水機能がかなり失われている状態なので、なるべくお早目の塗り替えをおすすめします。
外壁塗装の相場は複数社から見積もりをとって比較すると分かりやすいです。
一社一社回るのは骨が折れる!という方は、地元の優良業者から一括で見積もりを取ってくれるサービスがあるので利用してみてください。
▼無料で一括見積サービスはこちら▼
ヌリカエ
新築の家の外壁塗装時期は?
それでは新築の場合はいつ頃外壁塗装をすべきなのでしょうか。
基本的には築10年目と言われていますが、一概にそうとは言えない面もあります。
というのも新築の場合は建設会社ができるだけ全体のコストを抑えるために安いアクリルなどの塗料を使っている場合があるからです。
これは何も不正をしている訳では無くて、イニシャルのコストをできるだけ下げて消費者に買いやすい価格に抑えている工夫の一つです。
そのためアクリルとなると5~6年もしてくるとかなり劣化してくるので、築10年を待たないで外壁塗装をすべきです。
ベストは新築時にどの塗料を使っているのかを建築会社や工務店、不動産業者に尋ねる方法ですが、わからないと言われれば先ほど紹介しました「チョーキング現象」が起きているかで判断が可能です。
マンションの外壁塗装の時期は?
マンションの外壁塗装の時期はいつ頃がベストでしょうか。
一般的にマンションの外壁塗装は10~15年単位で行われることが多いです。
これは以下のような国土交通省のマニュアルが参考にされています。
国土交通省が発行する「改修によるマンションの再生手法に関するマニュアル」では、大規模修繕は12年程度を目安に行い、その都度一般住宅の水準に合わせて建物の性能を向上させる必要があると述べられています。
ですが必ずしも10年以上待たなくてはならないということではなく、ビルの外壁にチョーキング現象が起きていたり、ひび割れなどがある場合は早めの補修工事が必要になります。
放置をすることで外壁の劣化が進むので、ひび割れがあるときはご注意ください。
外壁塗装のリフォームの時期は?
外壁リフォームをする時期(季節)について、いつ頃がベストなのでしょうか。
実は外壁塗装は一年中どの時期でも可能ですが、混雑する時期は10~11月です。
この時期は気候が穏やかでかつ一年を通して一番雨が少ないからになります。
次に人気なのが4~5月の時期で、やはり理由は気候です。
逆に人気がないのが6~7月の雨季と12~2月の真冬になりますが、冬は塗料が乾きにくいので工期が伸びることがあるためです。
おすすめとしては、まだ寒いですが3月ぐらいが一番ねらい目ではないかと思います。
というのも人気のある時期はそれだけ受注も多く入っているので、職人さんも焦っています。
そのため施工を落ち着いて丁寧にしてもらえるとは限りません。
3月ぐらいだと気候も落ち着きつつあり、また受注もまだそこまで大きくは増えていないので職人さんたちも落ち着いて作業ができます。