外壁塗装 耐用年数
2018/04/24

意外と長持ち?
ご近所が外壁塗装をしている・・・そろそろうちもかな?
でも外壁塗装の寿命ってどのぐらいなのでしょうか。
外壁の耐用年数には以下の2つがあります。
・塗装の寿命
・外壁材そのものの寿命
この記事を読むと、それぞれの耐用年数が分かります。
目次
塗装の寿命(耐用年数)は?
塗装の寿命は塗料によって大きく異なっています。
※どの塗料がご自宅で使われているかは業者に確認する必要がありますが、大半がシリコン系塗料です。
アクリル系塗料
▼耐用年数
5年前後
▼メリット
とにかく安い
▼デメリット
耐久性が低く、最近はほとんど使われていないのが現状。
ウレタン系塗料
▼耐用年数
8年前後
▼メリット
耐久性がそこそこ高い。安い。
▼デメリット
シリコン系塗料のほうが耐久性やコスト面で優れているので、あまり人気がない。
シリコン系塗料
▼耐用年数
10~13年
▼メリット
耐久性、防汚性などが高く、また費用もリーズナブル。
窯業系サイディングの7割はこの塗料と言われている。
▼デメリット
遮熱や防音などの付加価値はとくにない。
ラジカル系塗料
▼耐用年数
10~13年
▼メリット
ここ数年以内に市場に出回ってきた塗料で、シリコン系に近く耐久性が高くコストパフォーマンスが良い。
今までシリコン系が主流であったがこちらの塗料にシフトしてきている。
▼デメリット
遮熱、防音などの付加価値はとくにない。
光触媒塗料
▼耐用年数
10~15年
▼メリット
シリコンやラジカルよりもさらに耐久性が高い。
雨などによる自浄作用を備えており、メンテナンスが楽。
▼デメリット
塗料自体が高い。
フッ素系塗料
▼耐用年数
18年前後
▼メリット
耐久性は塗料の中でも一番強い。
もともとはビルなどに使われることが多かったが、最近は住宅にも使われる。
▼デメリット
塗料のコストが高い
遮熱系塗料
▼耐用年数
18年前後
▼メリット
耐久性はフッ素と並んで一番強い。
断熱や熱を反射する仕様のため、夏は涼しく冬は暖かい室温にしてくれる。
環境配慮面から地域によっては補助金が出ることがある。
▼デメリット
塗料が高い。
耐用年数はあくまで目安!
ただしこれらの耐用年数はあくまで目安です。
外壁を手で触って白い粉が付く(チョーキング)現象が生じている場合は、すでに劣化しているので工事が必要です。
建物の年数、太陽光の当たり具合、気温などによっても耐用年数が変わってくるので、注意して家の周囲を確認してみてください。
具体的な確認方法はこちらを参照 → 外壁塗装の塗り替え時期は?
耐用年数に満たないでも、すでに劣化が始まっている場合はできるだけ早い工事をおすすめします。
でも・・・どこの業者がいいのか分からいですよね?
実は、我が家も業者をどう選んでいいか分からなかったです‥。
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外壁材そのものの耐用年数は?
建物そのものの耐用年については、国税庁が公表している数値があります。
それを見てみると、住宅用の木造・合成樹脂造(サイディング)は「22年」となっています。
しっかりとメンテナンスをすることで、国税庁の発表している年数以上持ちます。
以下は外壁材別のメンテナンス頻度と耐用年数です。
※どのサイディングがご自宅で使われているかは業者に確認する必要がありますが、「窯業系サイディング」が全体の7割程度を占めているようです。
窯業系サイディング
▼耐用年数
30年~40年
▼メンテナンス周期
8年前後
金属系サイディング
▼耐用年数
40年
▼メンテナンス周期
13年前後
木質系サイデイング
▼耐用年数
35~40年
▼メンテナンス周期
10年前後
樹脂系サイディング
▼耐用年数
40年
▼メンテナンス周期
15年前後
タイル
▼耐用年数
40年以上
▼メンテナンス周期
ほとんどメンテナンスはいらない。
モルタル壁
▼耐用年数
25~30年
▼メンテナンス周期
10年前後
コーキングの耐用年数
コーキング(シーリング)とは外壁や屋根の間を埋めるゴムのような物質です。
耐用年数は気候や施工の仕方によっては5年程度で劣化が始まります。
乾燥することで裂けたり剥離し、その間から雨水が侵入することで雨漏りなどの原因に。
10年の間隔でこのコーキングのメンテナンスが必要と言われています。
★工法について★
打ち替えと打ち増しという工法がありますが、打ち替えをおすすめします。
古いコーキングをすべて剥がして一からコーキングを打つので、こちらのほうが長期間持ちます。
打ち増しは既存のコーキングの上から打つので、数年後に剝れの原因などになったりします。
耐用年数まとめ
耐用年数について、いかがでしたでしょうか。
この記事では外壁塗装の耐用年数について以下3点をお話ししました。
塗装の耐用年数
外壁材の耐用年数
コーキングの耐用年数
一言に耐用年数と言ってもこれだけの種類があるのでご注意ください。
また耐用年数はあくまで基準です。
耐用年数前でも環境によっては劣化が進んでしまいます。
耐用年数前だからと安心しないで、目で見て見極めるようにしてみてくださいね。
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